リーキーガット症候群
リーキーガット症候群とは?
リーキーガット症候群(腸漏れ)とは、腸粘膜の細胞に炎症が生じ、粘膜にすき間ができることで、本来体内に取り込まれるべきでない物質が腸壁を通過してしまう状態のことを指す。この異常が続くと、消化不良や免疫系の乱れにつながる可能性がある。
リーキーガット症候群の主な原因
たんぱく質不足
たんぱく質が不足すると、腸粘膜のターンオーバーが正常に行われず、粘膜の修復が遅れる。
腸内環境の悪化
腸内の悪玉菌が増加すると、腸粘膜が傷つき、バリア機能が低下する。
腸内環境の悪化を引き起こす要因
ストレス
自律神経が乱れ、腸の働きが低下する。
睡眠不足
腸の修復が妨げられ、炎症が慢性化しやすくなる。
食生活の乱れ
小麦グルテン、乳製品、糖質、アルコール、合成添加物、人工甘味料の過剰摂取
ビタミンDの不足(腸粘膜の健康維持に重要)
リーキーガット症候群を予防するための対策
食物繊維、乳酸菌、ビフィズス菌、ビタミンDを意識して摂る。
炭水化物の過剰摂取を避ける。
小麦グルテン不耐症の場合は小麦グルテンを控える。
乳糖不耐症の場合は乳製品を控える。
補足
食物繊維がバランスよく含まれる食品
納豆、乾燥オートミール、トマト、玉ねぎ、大根、にんじん、じゃがいも、里芋、さつまいも、りんご、いちご、アボガド
水溶性食物繊維が多い食品
ごぼう、みかん、乾燥押麦、海藻類
不溶性食物繊維が多い食品
玄米ごはん、乾燥大豆、枝豆、生しいたけ、えのき、とうもろこし、かぼちゃ、ブロッコリー
ビタミンDが多い食品
卵、いわし丸干し、銀鮭、しらす半乾燥、釜揚げしらす、さんま、うなぎの蒲焼き、さば缶、まぐろトロ、まぐろ赤身、まがれい、いくら、乾燥きくらげ、干ししいたけ
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